無職2年半、経験者は語る。暇について。
昨日、無職と金について記事を書いたが、今日は暇について書いてみる。
退職後しばらくは、自由を満喫していた。
思う存分寝て、
思う存分食べて、呑んで、
思う存分ゲームして、
好きなだけ彼氏(ニート)と通話して…
ほんっっとに楽しかった!!
でも、しばらくすると「暇」っていうのが襲ってきた。本当に襲ってきたんだよ。
びっくりした。
いままで、「仕事のせいで自分の好きなことをする時間がない!」って思ってたけど違った。
「自分に好きなこと・やりたいことがない」だけなんだと。
仕事のせいにして、「自分が自分について考えること」を疎かにしていただけなんだと気づいた。
そこからは苦しかった。
「自分には何もない」という思いばかりで自分を責め続ける日々。
怖かった。
「自分はこれからどうなるのだろう?」
惨めだった。
「みんなは(友達は)結婚して、旦那さんも子供もいて幸せそうなのに。なんで私は…」
「死んだ方がみんなにとっても良いのでは?」と思った。
どこまでいっても自分主体で考えることを拒否していた。
「今死ぬ」ことを選ぶと、家族や友達を悲しませたり後悔させることになるからやりたくないと強く思えた。
だから「死ぬまで生きる!」ことにした。
自然に死ぬまで生きる(あくまでも前向きに)。
どうせ生きるなら楽しもうと思った(無責任な発想ではなくて)。
そうすると、自分がほしがっているものや、やりたがっていることが次第にわかるようになってきた。
そうだった!食べることや学んだり考えたりすることが好きなんだと思いだした。
それは「生きたい」って思ってることと同じだと思った。
無職になって「暇」になる人は注意してね。
味方につけないと一気に飲み込まれてしまうよ。