『遠慮のかたまり』を作らない
私はこの漫画が大好きで小学校~何度も何度も読んだ。
舞台は北海道の大学の獣医学部。登場人物全員がキャラが濃ゆくて(むしろ主人公とその友達のほうが印象薄いくらい)、そこで巻き起こる日常が描かれている(超ざっくり)。
そこに「小夜ちゃん」という登場人物がおり、この方がいわゆる「片づけ魔」で、こんなエピソードがあった。頂き物のお菓子が1つだけ箱に残っていて、誰も食べようとしない。1つだけしかはいっていないその大きく邪魔な箱に誰も何の疑問ももたない。その片付かなさにイライラしてしまうというもの(うろ覚えなので違っていたらすみません)。
子どもの頃は「そういう大人もいるんだなぁ~」くらいにしか思っていなかったけど、いざ自分が大人になると、「小夜ちゃん!わかりみが深すぎる!!語り合いたい!!!」と思った。
前の職場で、いただき物のお菓子が1つだけ残ってるのに気づいてしまった場合、賞味期限を確認して自分が食べるか、誰かに「これ食べちゃってください」と渡して箱を処分してスッキリしたり、飲み会で大皿に唐揚げが1つだけ残ってたりすると「あぁ…」ってなって、そのからあげが運ばれてきて時間を思い出して、かなり時間が経ってるなら自分で食べるし、まだそれほど時間が経ってなければ「食べてくれそう」な人に「唐揚げどうです?」と聞いてみる。
これをやってる自分を俯瞰で見た時「小夜ちゃんか!」とツッコんでしまう。
大皿にちょっとだけ残ってるの見ると、本当にスッキリしないんだよねぇ~…
わかってくれる方いるかな?
また『動物のお医者さん』が読みたくなってきたなぁ。
しかも手元に置いておきたいなぁ。