年を取ってどんどん生きやすくなってきた話
大学生の頃、数週間か1カ月ほど大学に行けなかったことがある。
辛うじてバイトは行っていたように思う。迷惑をかけてはいけないと思っていたから。
その頃の記憶はほとんどなく、泣いてベッドに寝転がっていた自分を思い出すくらいだ。
辛かった。生きるのが苦しかった。
とにかく自分の人生が心配だった。
でも今はどうだ?
無職なのに気楽に暮らしている。
まぁ人生なんとかなるやろと思っている。
あの頃の自分がみたら安心するのか、「やっぱりー!」って泣き崩れるのか知らんけど、割と楽しくやってるよ!って教えてあげたい。
そんな大学生の頃、今の私の年齢くらいだった女性教授の方が講義中に「もしかしたら今めちゃくちゃ辛くて苦しい思いをしてる人がいるかもしれないけど、私もそうだったし、不思議と年取るとだんだん生きやすくなってくるから大丈夫だよ」と自分の経験を話してくださったことがあり、それを聞いて若いころの私はすごくすごくほっとした。
若いころは誰でも不安で苦しくて生きづらい時があるもんだ、と一般化するつもりはない。他人にはわからない苦しみがあるから。自分が辛いと感じたことをしっかりと受け入れてほしい。友達が辛い時に「辛いよね」って声をかけてただ一緒にいるように、自分にも「辛いよね」って声をかけてほしい。苦しんでる友達にひどい言葉かけないよね?自分のことも同じように大切に扱ってほしい。それだけはお願いね。
過去の私に声をかけるとしたらこんな感じかなぁ。