私がものを処分できた理由
【引っ越しを機にものを処分する】
仕事を辞めて、一緒に暮らす人ができる+引っ越しというタイミングでものを処分した。時間がなかったので、本はブックオフの買い取り便で、不要なものはガンガン捨てた。
これは引っ越しする人が誰もが経験するであろう処分だけど、やはり、引っ越しは持ち物の見直しになって良い。めちゃくちゃ疲れるけど、期限がないとやる気スイッチがオンにならない私にはベストなのかもしれない。
転勤族だったため、就職してから6回引っ越した。
6回引っ越ししても、本や漫画は処分できず、少しずつ増やしながら各地を転々としていた。
7回目の引っ越しにて、やっと本や漫画(1000冊近く)を処分することができた。
(ちなみにブックオフで1万円にもならなかったので、ブックオフでは二度と売らないことを固く誓った、その後、ネットで買った本がゴミレベルの汚さだったので二度と買わないことも誓った)
【「死ぬ」ことを考えてものを処分する】
「さぁ人生も後半戦だ(多分)。もう結婚する可能性も極めて低いだろう。死んだ後どれくらいで発見されるんだろう。コロナも流行っているし、自分が感染したら療養施設にも入れず自宅待機のまま死ぬんだろうな。」…などと考えた時にハッとした。
「これ(ものが多すぎる現状)では、家族に迷惑が掛かってしまう…!」
「迷惑はかけたくない」という思いで、本や漫画はメルカリに、服や客用布団、長年使ってきた扇風機、溜め込んだ文房具や試供品(使い切った)、使っていない化粧品(メルカリ、古すぎるものは捨てた)、処分したことで余った収納ボックス等々を次々に処分できた。前向きな死の準備。
この処分を進めていくうちに、部屋や押し入れ等にスペースが生まれ、収納しやすくなり、ものの場所の把握がしやすくなった。また、それぞれのものの使用頻度が上がった。
元来の私は、ものを捨てようとは思うものの、手に取ると「まだ使えるし…もったいない」と思って捨てられない性分だ。特に食器。一人暮らしには多すぎる食器をいきなり処分するのではなく、まず収納ボックスに入れて仕舞ってみた。今のところ取り出していない。
また、いままで食器を買うときは2枚ずつ買うようにしていたが、1枚だけを買うようにした。「もし相手ができたとしても、その時に新しいのを買う方が楽しいとおもうよ」と、自分を納得させた。
このように処分に処分を重ねて、おそらく荷物は半分以下になっただろう。
次の引っ越しではもう少し狭くて、安い物件を探すのも良いなぁなどと今から少しわくわくしている。