さてとのブログ

指差し確認しながら毎日を過ごすアラフォー。2年半の無職を経て、未経験業種に再就職を果たす。ほかほかの新入社員。

私の荒み方

人間不信に陥るような嫌なことがあって(他人様からみると大したことではないのかもしれない)、まるっと1週間荒みました。

荒んだ日々を書きますが、不潔で不快な表現がありますので、きれいな世界しか見たくない方はこれ以上読まないでください。

 

 

~私の荒み方~

 

・ご飯は最低限しか食べない

ご飯を食べるのはお腹が空くからだと思うのですが、不思議とお腹が空かなくなります。目の前に出されたら食べるかもしれないけど、1人暮らしなのでそんなこともなく、「食べなくていいや」を選択するようになります。

1週間で1.5㎏体重が減り、BMIが16.4にまで落ち込んでしまいました。

お水飲んどけばいいでしょ~で、お水だけはちゃんと飲んでました。

何を食べていたのか記憶にありません。

 

・お風呂に入らない、下着もたまにしか換えない(顔は洗うし、髪の毛は鎔かす)。

外に出ることもないから、風呂に入らなくていいやぁ~という気持ちです。

髪の毛は朝晩櫛で梳かしていましたが、抜け毛と汚れがひどかったです。

洗顔は主に水洗顔になり、たまにしか洗顔料を使わないので顔は次第に(角質で)ごわごわしてきます。

クーラーもそれほどつけていた記憶がありません。

 

・雨戸を開けない

心配だったのはベランダにだしている植物のことでしたが、雨が降っていたので雨戸を開ける必要を感じませんでした。陽の光を浴びたくないし、日焼けしたくないし、日焼け止めも塗りたくない。

 

・何もやる気が起きずベッドに寝転んでいる。

ご飯食べてないし、体力も気力もないので、youtube見て気を紛らわすか寝るかしていました。本は読めません。

 

・気づけば「自分は価値のない人間なんだ」と泣いている。

無職、有り余る時間があるため、1度考え出すと止まりません。

それが良くない考えだととんでもなく悪い方向にぐいぐい進んでしまいます。

 

こんな1週間を続けていたのですが、私は「起床後トイレを済ませたら体重を計る」というこの習慣だけは続けていました。

そのおかげで自分の体が非常にやばいことになっていることに気づけ、まず「飯を食え!!」と全力で指示をだし、1日に必要な量の飯を食い続けました。久しぶりに頭が回る感じがしました。

 

メルカリに出品していた商品が売れたので、お風呂に入って発送しました(風呂にも入っていない汚い体で商品は触りたくないという矜持はあった)。ふわふわとした感覚の中、外を歩きながら、自分が外の歩き方を忘れていなかったことに、左足、右足、とちゃんと歩けていることに「えらいねぇ!」と思いました。また外を歩くのは気持ちが良いと感じました。

 

ご飯をしっかり食べて、1つ他人様のお役に立てたかも、と思うと、なんだか安心しました。私がこの世に生きているというだけで、ひとまず家族は安心してるだろうから、そのために生きていこうと思いました。

 

そして、引き金となった出来事について考え、「これ自体はそれほど大きな問題ではなかったこと、それを自分の中にあった不安が大きく膨らませてしまっただけ」ということに気づけました。

 

「不安を不必要に膨らませる癖」があるということに気づけた、この収穫は大きいような気がします。

まだまだ長いであろう人生、自分を少しずつ理解していきたいと思います。