さてとのブログ

指差し確認しながら毎日を過ごすアラフォー。2年半の無職を経て、未経験業種に再就職を果たす。ほかほかの新入社員。

スーパーで、自分が並んでいる列のレジの進みが遅いとイライラしてしまう現象

常日頃からイライラしたくない、心に余裕のある人になりたいと考えているのに、自分が並んでいる列のレジの進みが遅いとイライラしてしまう小さな自分に出会ってがっかりしてしまった。

 

相当数の商品をカゴに入れている人の後ろに並んでいたことに気づいたのは、前に並んでいる人があまりの進みの遅さに、並び列を離れていった時だった。

 

何故そんなに遅いのか?と観察すると、レジを通すたびにチェッカーの方に何やら話しかけて「こう入れてくれとか、袋を何枚買う」だとか本当にいちいち言うから、商品をレジに通すということ自体が進まない。レジにはチェッカーだけじゃなくてもう一人簡単に袋詰めする担当者がいるから、袋詰め担当の方が会話を担当してくれれば良いのになと思いつつも、チェッカーさんの方に顔向けて話しかけてたらそうもいかんか…とこの列に並んでしまった不運にがっかりしていた。

 

隣の2列がそれぞれ5人以上進んでも、こちらの列は1人も進んでいない。

私の後ろに並ぶ人が気の毒だから、だれか私に「この列は異常なほどに進みませんので、自分の忍耐力に自身のある方だけお並びください」と書いたプラカードを持たせてほしいと思っていた。

はじめは、「まぁご老人だからちょっとおしゃべりしたいとかあるよね~」と思っていましたが、さすがに5分超えてくると「ちょっとすみませんが、後ろにこんなに人が並んでいるから、おしゃべりと注文はそれくらいにしてくれませんかね?」とばかりに1歩前に詰めてみた。しかし、一切こっちを見ない。60代後半と思われる女性だが、しゃんとしている。お腹は出ていない、背筋がピンとしている。高級スーパーでこんなにも買い物するんだから食・健康に相当気を使っているのだろう。結局2万円以上のお会計であった。ちなみに私はロールパン1つ。

いや、正しい。2万円の買いものをする客に時間をかけて、丁寧に接客して満足度を高めることは非常に正しい。

他人に期待してはいけない。相手に変化を期待してはいけない。

 

やっと自分の順番に来た時、いかに早くレジを終わらせられるかを心掛けたとにも関わらず、自分の声が小さかったばかりにチェッカーさんに「袋いりますか?」を2回も言わせてしまうミス。そのうえ引きこもりあるあるの「ボリューム調整下手すぎ」がでてしまい必要以上のボリュームで「いらないです!」と言ってしまう痛恨のミス。

「この人、怒っているの?」と無駄に気を使わせてしまったのではないかと考えて落ち込む私。

 

なんたる負のループ。ロールパンを買おうとしただけなのに…

 

帰りの自転車でもひたすら悶々と考えてしまった。

次に同じ場面に遭遇して、待つことにイライラしていると感じたのならば、その店での買い物をあきらめようと決めた。