さてとのブログ

指差し確認しながら毎日を過ごすアラフォー。2年半の無職を経て、未経験業種に再就職を果たす。ほかほかの新入社員。

『味覚日乗』を読んだ

1997年に出版された本。著者は辰巳芳子さん。

以下、感想箇条書き。

難しい漢字がでてくる。漢字が読めない時、ネットで調べるのが難しい。そういえば漢和辞典持ってたと思いだす。久々に引いてみる。おもしろい。

『莢』←さやと読む。絹莢。

表現が豊富で発見があり、おもしろい。

とにかく美味しそう。蛤の清汁。絹さやのバタ炒め。蕾御飯。

「防風」という食材がある

料理・食材・調理法との向き合い方。

知らない調理法や知っているけど食べたことのない・久しく食べていない食材について書かれている。

上品な文章に足される独特のかわいさ。

年中行事と共に準備するご馳走や特別な器。

日本の食文化が危ない!

 

今、この年齢でちょうど読むべき本だったと思う1冊だった。

得られる知識も多いが、その分読む体力・気力も必要だなと思った。

 

お母様の辰巳浜子さんの著書もぜひ読んでみたい。