さてとのブログ

指差し確認しながら毎日を過ごすアラフォー。2年半の無職を経て、未経験業種に再就職を果たす。ほかほかの新入社員。

【極快】美容院のシャンプーの心地よさ【極楽】

美容院でシャンプーをしてもらうのが好きだ。

他人に触れてもらい、頭をわしわししてもらえる心地よさ、身体に超絶フィットする革張りの椅子…顔にかかった薄い布?ティッシュ?のおかげで完全にリラックスして身を委ねられる。だいたいまどろんできて眠ってしまう。長年通った美容室なので、「熱くないですか?痒い所ないですか?」の無駄なトークもない。聞かれても「ない」って答えるだけだし、要望があれば遠慮せず言えるから。

一番大好きなのはトリートメント中?の頭のマッサージ。思い出すだけでもよだれがでるほどに激烈気持ちいい…しかも担当さん以外の人はやってくれないので、忙しくて「別の方がシャンプー」となるとちょっとがっかりしてしまう。

シャンプー後はいつも担当美容師さんに「いやぁ~!今日も最高に気持ちよかったです!」とお礼を忘れない。変なプレッシャーになってないといいなと思いつつ、感謝は伝える。

 

ある時、「なぜこんなに気持ち良いのか?」とシャンプー台に寝転び考えた。貴重な至福の時に考え事をしてしまうのは少しもったいなかったが、「知りたい欲」が出てきてしまった。

身体に集中する。無理をしている箇所がどこにもない。このシャンプー台…家のマットレスよりもはるかに寝心地がよい。寝返りを打てなくてもいいからこれで一晩寝てみたい、そんな気持ちにさせる力をもっている。

 

シャンプー後に担当さんに「シャンプーいつも気持ちよくてつい寝ちゃいます。あの椅子もめちゃくちゃフィットして気持ちいいから、家にほしいです」というと、

「たしかにこれ気持ちいいですよね。お客さんいない時、これで仮眠とかとってますもん。でもね、これ、150万くらいしました。これでもまだ安いほうなんですけど…」

 

「それやったらベッド買うわ。」

 

すぐそう思いましたね。

担当さんのシャンプーがついてこないと意味ないし!

 

美容師さんがドライヤーをどんな風にかけているのかを見るのも好きだ。私の長い髪を嫌な顔せずに丁寧に乾かしてくれて、「ありがたいなぁ」といつも思っている。私など、毎晩わーってやってがーってやって終わり!である。この時季は特に熱いからやってられなくて半乾き。「まぁ寝るまでに乾くっしょ」くらいに思っている。

しかし、美容師さんは丁寧に丁寧に、優しくタオルドライ、粗い目のくしで整えて、ヘアオイル(順番逆かも)、ドライヤーで全体が乾いてきたら、ブラシを使いつつさらに乾かして、ブラシを通して内巻きにくるっとさせて、くるっと感の確認を鏡でして、また次の毛束をブラシで通して…とやってくれる。

いつも暴れん坊な髪の毛が落ち着き、アホ毛など生まれず、優等生になる。使ってるシャンプーやオイルも違うけど、手触りがいつもと全く違う。触れて心地よいと思える髪の毛に仕上がっている。ありがてぇ。ありがてぇ。感謝しかない。

 

こんな美容院に、安心して身を委ねられる担当さんに巡り合えて私は幸せ者だ、と本当に思っている。

ちなみに最寄り駅ではないし、駅から20分くらい歩く場所にある。

でも、そんなことなんの問題にもならない。